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  • 「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、最初に捨てるべき考え方

    「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、最初に捨てるべき考え方

    『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで、最初に見直したいと思ったのは、「給料が増えれば、お金の悩みは解決する」という考え方でした。

    収入を増やすことは大切です。でも、増えた分まで使ってしまえば、手元に残るお金は変わりません。

    この本をきっかけに、「何を買いたいか」だけでなく、「将来の収入につながるものを持てているか」も考えるようになりました。

    この記事では、特に印象に残った資産と負債の考え方を、図解と身近な例で整理します。具体例や実践手順は、本の考え方を日常に置き換えた本記事独自のものです。

    給料が増えても、お金が残らないのはなぜ?

    例えば、毎月の手取りが2万円増えたとします。その分だけ外食や買い物を増やせば、収入が増えても貯蓄に回せる金額は変わりません。

    反対に、暮らしに必要なお金を確保したうえで、増えた収入の一部を将来のために残す方法もあります。

    図解①|同じ収入アップでも、使い道で変わる

    増えた分をすべて使う例

    手取り +2万円

    支出も +2万円

    貯蓄に回せる額の増加:0円

    一部を将来のために残す例

    手取り +2万円

    支出の増加を1万円に抑える

    将来のために残せる額:+1万円

    理解のための仮の家計例です。運用利益を示すものではありません。

    私が大切だと感じたのは、「いくら稼ぐか」に加えて、「稼いだお金をどう残し、何に使うか」まで考えることです。

    本書で印象に残った「資産」と「負債」の違い

    Rich Dadの公式解説では、資産と負債を、お金が入る方向・出る方向から捉えています。資産は手元へお金をもたらすもの、負債は手元からお金が出ていくもの、という見方です。[1]

    ここでは、値段の高さよりも、持った後にどんなお金の流れが生まれるかに注目します。

    図解②|本書の考え方で見る、お金の流れ

    資産として注目する流れ

    収入を生む仕組み

    費用などを差し引いて、お金が手元に入る

    負担として確認する流れ

    自分の手元のお金

    購入後も、維持費や返済などが出ていく

    本書の考え方を整理した概念図です。会計上の資産・負債の分類とは区別してください。

    「買った後のお金」まで考えてみる

    例えば車を買うなら、購入代金だけでなく、保険・税金・整備などの支払いも確認します。

    ただし、費用がかかるものをすべて「買ってはいけないもの」と判断する必要はありません。仕事や生活に必要な場合もあるからです。

    私が取り入れたいのは、欲しいという気持ちだけで決めず、買った後の家計への影響も確かめる姿勢です。

    投資商品を持てば、必ず収入が増えるわけではない

    株式や投資信託も、持っていれば必ず利益が出るものではありません。金融庁も、これらの運用商品には元本割れのおそれがあると説明しています。[2]

    また、値上がりによる利益と、配当や分配金として受け取るお金は別です。「資産を買えば、すぐ毎月の生活費が入る」とは考えず、仕組みを理解することが必要だと思います。

    最初に捨てたいのは「増えた分だけ使う」という習慣

    以前の私は、「もっとお金があれば、もっと自由になれる」と考えていました。

    でも、欲しいものを買うために働き、その収入を使い切るだけでは、将来の選択肢は増やしにくいのかもしれません。

    そこで意識したいのが、生活を守るお金を確保しながら、収入の一部を将来のために残すことです。

    そして将来、資産から利益を得られたときには、その使い道も考える。「先に資産をつくり、その利益で欲しいものを買う」という順番を、私自身のお金との付き合い方に取り入れていきたいと思っています。

    今日からできる、お金の使い方を見直す3ステップ

    いきなり投資商品を買う必要はありません。まずは、自分の家計で無理なく続けられる方法を考えるところから始められます。

    図解③|家計の把握から、将来のお金へ

    1|収入と支出を知る

    毎月、いくら入り、何に使っているか確認する。

    2|必要なお金を分ける

    生活費・近い予定の支出・急な出費への備えを考える。

    3|残せる分の使い道を決める

    目的や必要な時期に合わせて、貯蓄や投資を検討する。

    本記事独自の実践例です。本書の公式な手順ではありません。

    1.まずは1か月のお金の流れを書く

    給料の手取りと、家賃・食費・通信費・買い物などを書き出します。最初から細かく分類するより、何にいくら使っているかをつかむことを目指します。

    2.近いうちに必要なお金を確認する

    毎月の生活費だけでなく、更新料や修理など、まとまった支出も考えます。残高のすべてを「自由に使えるお金」と捉えないための確認です。

    3.続けられる金額と方法を決める

    金融庁は、家計管理では収支を把握して黒字にし、その分を貯蓄することを基本として紹介しています。また、資産状況やライフプランに応じて貯蓄と投資を使い分ける考え方も示しています。[2]

    私なら、まず「今月いくら残せるか」を確認し、続けられる方法を一つ決めるところから始めます。周囲の投資額に合わせるより、自分の暮らしに合うかを大切にしたいです。

    まとめ|「いくら稼ぐか」と「どう使うか」を一緒に考える

    『金持ち父さん貧乏父さん』から私が受け取ったのは、働いて得たお金を、その後どう使うかまで考えるという視点でした。

    収入が増えたら、その分をすべて使うのか。暮らしに必要なお金を確保して、一部を将来のために残すのか。その選択を意識することから始めたいと思います。

    今日できる一歩は、今月の支出を見て、「将来の自分のために残せるお金はあるか」と確かめることです。

    何のためにお金を残したいのかを考えるなら、『7つの習慣』第3の習慣「最優先事項を優先する」の解説も参考になります。大切なことに時間やお金を使う、という視点で読んでみてください。

    参考資料

    本記事は『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだ感想をもとにした入門記事です。概念の確認と資産形成の補足には、以下の公開資料を参照しました。書籍本文の直接引用・ページ参照は行っていません。

    [1]Rich Dad「Assets vs. Liabilities: The Difference is Life Changing」。資産・負債をお金の流れから捉える考え方。確認日:2026年10月19日。

    [2]金融庁「資産形成の基本」。家計管理、貯蓄と投資の使い分け、元本割れのおそれ。確認日:2026年10月19日。

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    本書で紹介されているお金の考え方を、さらに詳しく知りたい方はこちら。